Domaine Rapet / ドメーヌ・ラペ 1792年からペルナン・ヴェルジュレス村でワイン造りを行っている長い歴史のあるドメーヌ。現在は父ローラン氏から引き継ぎ、ヴァンサン氏がドメーヌを営んでいます。 ボーヌからペルナン・ヴェルジュレスに向け北に車を走らせると、道の斜度が徐々に急になっていく。勇敢なサイクリスト達を追い抜いて村に着くと、ボーヌ市内より数度気温が低いように感じます。 この村のひっそりとした雰囲気はこの気温のせいか、奥まったところにある小高い丘のせいか、はたまたこの舌を噛みそうな名を冠する村の知名度のせいか。コート ド ボーヌ唯一の赤のグラン・クリュ、コルトンと「皇帝のワイン」コルトン・シャルルマーニュを有しながら、この村には奢りや飾り気がありません。 ドメーヌ・ラペの当主、ヴァンサンも飾らない、実直な人です。旅人が訪れるとたどたどしい英語でゆっくりと説明します。自慢話も聞いたことがありません。その代わりにパリのワインコンクールに入賞した際の賞状やワイン専門誌掲載の切抜きが所狭しと貼ってあります。 栽培 ペルナン・ヴェルジュレス、サヴィニー・レ・ボーヌ、アロース・コルトン、ボーヌに約18haの畑を所有しています。農薬の使用は出来る限り抑えるリュット レゾネを実践。収穫はすべて手摘みで行われています。2018年3月にフランス農水省公認のHVE認証レベル3を取得。 醸造 「テロワールを尊重しながら、果実味を求めること」を醸造のモットーとしています。2003年には新しい醸造所を建設し、グラヴィティシステムを採用しています。白は約2時間かけてゆっくりとプレスし、ステンレスタンクでデブルバージュした後、樽(新樽比率30%)にて発酵、熟成を行います。赤は100%除梗し、ステンレスタンクで低温マセレーション、アルコール発酵を行います。その後樽(新樽比率20%)にて12~14ヶ月熟成させます。 |
名醸造家ラペならではの力強く、素晴らしい芳醇さを感じさる逸品!
1792年からペルナン・ヴェルジュレス村でワイン造りを行っている長い歴史のあるドメーヌ。現在は父ローラン氏から引き継ぎ、ヴァンサン氏がドメーヌを営んでいます。コルトンの丘を中心に、ペルナン・ヴェルジュレス、サヴィニー レ ボーヌ、アロース・コルトン、ボーヌに約21haの畑を所有しています。「テロワールを尊重しながら、果実味を求めること」を醸造のモットーとしています。
2003年には新しい醸造所を建設し、グラヴィティシステムを採用しています。果実の風味と酸を大切にした優しくも長熟するワイン造りが特徴です。秀逸な白ワインで高名なドメーヌですが、赤も優れたものを造っています。
「コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ」は、コルトン シャルルマーニュの畑を3haも所有。定期的な植樹により、樹齢17年から50年以上と異なる樹齢のブドウをブレンド。ヴィエイユ ヴィーニュの力強さと若い樹の繊細さを調和させています。
名醸造家ラペならではの力強く、素晴らしい芳醇さを感じさせます。豊かな酸がしっかりしているため、重厚ながらもヘビーさを感じさせない優れた良さがあります。寿命の長いことでも知られ、熟成の世界を楽しめます。
テクニカル情報
白は約2時間かけてゆっくりとプレスし、ステンレスタンクでデブルバージュした後、樽(新樽比率30%)にて発酵、熟成を行います。赤は100%除梗し、ステンレスタンクで低温マセレーション、アルコール発酵を行います。その後樽(新樽比率20%)にて12-14ヶ月熟成させます。
DOMAINE RAPET CORTON CHARLEMAGNE GRAND CRU
ドメーヌ・ラペ コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ
生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ アロース・コルトン
原産地呼称:AOC. CORTON CHARLEMAGNE
ぶどう品種:シャルドネ 100%
アルコール度数:13.5%
味わい:白ワイン 辛口
ワインアドヴォケイト:95 ポイント
Rating 95 Drink Date 2026 - 2045 Reviewed by William Kelley Issue Date 1st Feb 2023 Source End of January 2023, The Wine Advocate
The 2020 Corton-Charlemagne Grand Cru has turned out brilliantly and ranks as the finest since 2017. Wafting from the glass with aromas of citrus oil, crisp stone fruit, white flowers, toasted almonds and light reduction, its medium to full-bodied, satiny and layered, with racy acids and an impressively muscular, concentrated profile for this Pernand-dominant cuvee, which is generally among the finer-boned renditions of this Grand Cru.
VINOUS:(93-95) ポイント
(93-95)pts Drinking Window 2024 - 2038 From: Dance the Quickstep: Burgundy 2020 (Dec 2021)
The 2020 Corton-Charlemagne Grand Cru has a finely detailed bouquet with yellow flowers, orange pith and light crushed stone aromas. This is extremely well defined. The palate is well balanced with crisp acidity, taut and fresh with a very harmonious, gourmand-like finish. Lingering ginger notes on the finish complete this excellent Corton-Charlemagne. - By Neal Martin on January 2022